Vol.1 靴の開発から人間の足に関わるプロフェッショナルとして
楽歩堂ラン&ウォーク 博多阪急店
シューフィッター 前田 誠 氏
人間の足と向き合うシューフィッターの前田氏。
自らの経験から“歩く・走る”を踏まえた体のバランスでお悩みを持つお客様のために
自分は何ができるのかを模索しながらたどり着いたシューフィッターという仕事。
前田氏のエピソードとシューフィッターとしての想い、
イトイテックスの靴下への考えをインタビューさせていただきました。
前田 誠 氏 プロフィール
LinkIconFHA 足と靴と健康協議会 バチェラー(上級)シューフィッター&指導員
LinkIcon同 幼児子供専門シューフィッター
LinkIconJNFAノルディックウォーキングインストラクター
JRTAランニングインストラクター
福岡マラソン公認コーチ
Q.1 シューフィッターになったきっかけは?
小学校の時に足を切断するかどうかというほどの大事故に遭いました。
足の上で車にブレーキをかけられ、左足の脛骨部分が皮一枚でつながったような状態でしたね。
病院に緊急搬送され、ボルト5本で骨を固定・太ももの肉を移植して何とか足は繋がりました。
そのあと後遺症が残りまして、足首の関節の可動域が狭くなり動かしにくいという日々。
足首が動かないと色々と動作が滞っちゃうんです。
そして交通事故に遭った方の足の長さが2cm長くなって、足が悪くなったのがきっかけで歩く・走る・靴のことに悩むようになりました。
最初はアパレルで働いていたことがあったんですが、仕事をしていく上では、自分の方向性を出していくのに「靴」に的を絞ってやり始めたら、奥が深くて、追求すればするほど何を合わせても限界があって。。。
健康にいい靴を自分で調べ、23歳のときにシューフィッターという専門職に出会いました。
東京・浅草に「足と靴と健康協議会」という組織があり、そこで学んだのがきっかけですね。
靴の専門知識とフィッティング技術のほか、靴のための人間工学として、足についての構造、機能、生理、病理、寸法、形態、発育、老化など、幅広い知識と技術を勉強しました。
身体のバランスが悪くて疲れるというのが当たり前だと思っていたのが、『当たり前じゃないんだな』と、成長するたびに実感しました。
足の不自由感は多少あったんですけど、それでも運動は多少できたので子供の頃はそんなに気にしてなかったですね。
歩けること自体が幸せだったので、足を痛めた過去をきっかけに、靴が合わない・疲れやすい、という悩みを持った人たちに対してどのようにアプローチしたら解決できるのかを沢山調べました。
Q.2 シューフィッターのお仕事とは?
靴合わせのプロとして直接お客様の意見を取り入れてコンフォートシューズの開発にも携わってます。
現代の生活習慣では靴が原因で足を痛める方が多いんです。
まずは走る前に歩き方、立ち方が崩れてる方が大変多いです。
崩れた歩き方をしていると走りは崩れますし、せっかくのトレーニングの質も落ちてしまいます。
自然な立ち方、歩き方が良くなるシューズを造ってます。
今後はスポーツシューズ開発もしていきたいですね。
Q.3 Itoitexの靴下との出会いは?
出張の途中、大阪のトレイルランニング、パドルボードやノルディックウォーキングなどのアイテムを置いているお店で『何か良さげなソックスが置いてあるなぁ』というのが初見です。
僕自身がトレイルランニングをやっていたので、ランニング仲間とかが履いていたりして噂には聞いていた靴下でした。
購入して実際に使用してみて気に入ったので自社でも取り扱うようになりました。
まさか福岡の会社とは知らずでした(笑)
Q.4 シューフィッターとしてのこだわりは?
『自身で体験し仕事にアウトプット』することですかね。
その一環で、ランナーとして本格的に走ることにしました。
学生時代は陸上とか全然でしたし、ただの市民ランナーでした。
足にハンデのある市民ランナー。ケガをしやすいランナーだからこそ、「傷めないように」ということで靴にずっとこだわっていたというか。
そこにフォーカスを当てるために、運動学だったり足の病理学だったりとか色んな勉強して、身体の動きについては自分の動作を参考に自然に勉強するようになりました。
さらにシューフィッターの勉強で学べないことは、まだネットが発達していなかったので独自に情報を手に入れて研鑽しましたね。
それが25歳くらいでした。その後、本格的にランニングを始めたのは、博多阪急「楽歩堂」の立上げぐらいなので、約8年くらいです。ちなみに、開発に携わるようになったのが、5年前からですね。
Q.5 Itoitexの靴下の良い所は?
雨の日とかも走ったりするので、濡れても濡れた感じがしないレベルのドライ感とかそこが一番ですね。
シューフィッターなりの視点でいうと、フィッティングの邪魔にならないこと。
靴下の厚みで靴のサイズを変えなければならない事がよくあり、シビアに靴合わせをしていく上では、この絶妙な薄さというのがすごくいいんです。
特に5本指だと生地の厚みが邪魔になってサイズを上げないと履けないことも多いので、パフォーマンスの悪いフィッティングなることもあるんです。
本当に合う靴を合わせようとしたときに、生地の薄さをベースに5本指で絶妙な薄さ、靴屋目線でいうと普通の生地の5本指靴下でフィッティングすると、正直いいフィッティングにはなりません。
ランニングシューズもそうなんですけど、サイズの良し悪しでタイムに繋がったりするので、生地の絶妙な薄さと強さがそろっているソックスだと思います。
実際、色んなソックスメーカーのものを履いてきましたけど、圧倒的に「強さ」を感じます。
※取材日に革靴にランニングソックス5本指ショート(ブラック)を履いてくださっていました。
Q.6 5本指靴下のメリットとは?
指の開放ですね。
全ての指の反応が良くなるというのがあるんですが、
親指と小指の圧迫によって、指を使えない歩き方・走り方をしている人が多いです。
指を分ける意味がちゃんとあって、小指の反応が一番大事なんですよ。
よく親指の動きが大事といわれてますが、実は本質は小指なんです。
小指を使えないと親指も使えないので。ここの反応をだすには5本指の靴下。
足袋型や3本指型とかいろいろありますが、指またに入れてあげた方がそれぞれの指の反応が出やすいですね。
日本独自のものではありますが、意味のあるものだと思います。
Q.7 ラウンド型ついにでました!
足指が長くて5本指ソックスがストレスになる方や、
「楽歩堂」のお客様はランナーの方だけではないので待ち望んでいる方も多いですよ。
最近はいろんなメーカーさんで、ラウンド型がなくなってしまう傾向が全体であるので、探されている方もいらっしゃいますね。


Q.8 イトイテックスのインソールはいかがでしょうか?
汗・水がある環境では、
通気性の良いItoitexの素材との組み合わせは魅力的ですね。


Q.9 その他スポーツでのイトイテックスの靴下は?
靴を履くスポーツなら、通気性を必要とする競技・・・普通に球技でもいけると思いますし。
ある程度、靴がよければ、サポートをつけたり滑り止めをつけたりとか全く必要ないと考えるほうなので、靴を履いて通気性を要するどんなスポーツでも合うと思います。
足基準で考えると、激華奢な方以外は、分厚い靴下を履いているようなスポーツにも合うと思います。
※イトイテックスの靴下はゴルフやサバイバルゲームなどでもご好評いただいております。


Q.10 今後のイトイテックスに期待することは?
インナーウェアとか生地として足以外の他の場所でも試してみたいですね。
LAST.Q 最後に博多阪急8Fの「楽歩堂」とは?
スポーツ障害だけでなく、足膝腰痛みなど足や靴でお悩みのある方のご相談承ります。
きっと何かお役に立てると思います。
シューフィッターの前田氏がいるお店

楽歩堂 博多阪急店
〒 812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1番1号
博多阪急8F イングススポーツ内

【TEL】092-419-5780
【営業時間】10:00〜20:00
【定休日】不定休
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